四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(4月22日発表)

ウエルシアホールディングス(3141)

「私生活において不適正な行為があり弊社の信用を傷つけるものであると判断した」――。4月17日、ドラッグストア首位のウエルシアホールディングス(3141)は、松本忠久氏が同日付で社長を辞任すると発表した。『週刊新潮』が報道した松本氏の不倫騒動を理由として、会社側が辞任を勧告した。

イオン(8267)

松本氏はウエルシアHDの親会社であるイオン(8267)でも執行役ヘルス&ウエルネス担当を兼任していたが、同17日に解任。4月18日以降、当面は池野隆光会長が社長を兼務するが、後任を検討し、決定次第発表するという。

ツルハホールディングス(3391)

松本氏は長らくツルハホールディングス(3391)やイオンの経営陣と関わってきたキーパーソンだ。イオン、ウエルシアHDやツルハHDなどが医薬品のPB(プライベートブランド)を共有するハピコムグループのメンバー各社で3カ月に1度集まり、商品や薬剤師の教育について情報交換をしてきた。松本氏もその場でツルハHDの鶴羽順社長などと意見を交わしてきた。