四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月19日発表)
ギフティ(4449)
コンビニなどの小売店や飲食店において、商品やサービスと交換することができる電子チケット「eギフト」の事業を展開している。企業がキャンペーンで自社ユーザーにギフトを贈る際などに利用する法人向けサービスが中心で、梱包や郵送のコストを削減できるメリットもあり、DX(デジタルトランスフォーメーション)需要を取り込んで高成長が続いている。
メドピア(6095)
2年前比で18.5ポイント高まった。同社は医師向けソーシャルサービス「MedPeer」を運営し、医師の疑問とそれに対する回答や、症例相談や薬剤評価、研修病院評価などの情報を会員医師に無料提供している。製薬会社や医療機器メーカーなどからの広告収入やサービス利用の手数料を収益源にしている。
SREホールディングス(2980)
不動産仲介・開発に加えて、不動産価格査定やマーケティング支援などのクラウドサービスも提供している。不動産業界は他業界に比べてDXが遅れており、それだけにIT化を進める「不動産テック」の伸び代は大きいとされる。直近の外国人持ち株比率は27.3%で、2年前から17.5ポイント向上している。
KADOKAWA(9468)
コロナ禍で「密」を避ける行動を取る中で人気を集めたレジャーやエンターテインメント分野の企業も目立った。今後、コロナ禍の緩和が進み、事業環境が変化していくことが成長性にどう影響するか、また、外国人持ち株比率がどう動くかには目を配っておきたい。