四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の20銘柄(6月13日発表)
任天堂(7974)
前2022年3月期は、半導体不足による「Nintendo Switch(スイッチ)」の減産に見舞われたが、4776億円の当期純利益を確保した。スイッチ用ソフト「あつまれ どうぶつの森」などが世界的にヒットした2021年3月の過去最高益4803億円に迫る高水準だった。
バンダイナムコホールディングス(7832)から7位のメガチップス(6875)まで、最高益を更新する企業が続いた。
スクウェア・エニックス・ホールディングス(9684)
カプコン(9697)などの利益を押し上げるのが、ゲームソフトのインターネットダウンロード販売だ。包装・発送などの流通コストは発生せず、在庫管理費用も極小で済むため、ダウンロード販売は採算性が高い。
サイバーエージェント(4751)
前2021年9月で過去最高益を大幅に更新したサイバーエージェント(4751)の業績を牽引したのもゲーム関連事業だ。同社は、東洋経済業種分類の細分類が「ネット広告」であるため本ランキングの対象にならなかったが、スマホゲーム「ウマ娘 プリティダービー」が絶好調だった。